2018年7月8日日曜日

☆ 発達交流分析シリーズ ① ストローク☆ 

発達交流分析で前にすすむ!
交流分析の基本概念を知って日々の生活をより楽しくしましょう。

簡単で役に立つ、’ストローク’ についてご紹介します。

ストロークとは (英語でstroke 、打つ、なでる、というような意味です。)

人は皆なんらかの刺激を受けたり与えたりして生きています。
赤ちゃんは、生まれた時には無力ですから、全面的なケアを受けます。
つまり、ミルクをもらう、おしめをかえてもらう、など100パーセント、
人からの肯定的なストロークに頼る、ということです。

成長するにつれ人は、
肯定的なストローク否定的なストロークの両方を受けることになります。

「がんばってるね」という言葉のように肯定的なもの、
「無視をする」という行為のような否定的なものもあります。

ストロークには言葉であるもの、言葉でないもの、
「絵を書くのが上手ね」という条件付きのもの、
「あなたのことが大好き」という無条件のものがあります。

ストロークは受けることも、自分が出すこともあります。
ですから、
自分がどのようなストロークを誰に出すのか
誰からどのようなストロークを誰から受け取るのか
を知ることがまず第一歩となります。

それによってその日の気分、
次のステップへの姿勢、
あるいは人生に対する考え方が変わるのに気づくでしょう。

ポイントは、
自分が出すストロークも、
受け取るストロークも
選ぶことが出来る、ということです。

例えば、

今日わたしが得たのは、
①人のお手伝いをして、「ありがとう」と言われた。(肯定的、無条件)
②電車が満員で人に足を踏まれたけど相手は無視(否定的ストローク)
③夕食で新しいメニューに挑戦、家族が「この料理おいしいね」と言ってくれた。(肯定的ストローク、条件付)

私が出したのは、
④子供たちに「はやくかたずけてっていったのにまだやってないの!」
(否定的、条件付)
⑤仕事で部下に「これはいい案だね」と褒めた。(肯定的、条件付)
⑥パートナーが悩んでいることを話てくれた事に「話してくれてありがとう」
(肯定的、条件付)

まずはこのように意識をしてみましょう。

自分で出しがちなストロークがわかると、それを変えることができます。
また、受けているストロークもわかると、それを取捨選択することもできるのです。

ちょっとした事で日々の気分を変えることが可能になります。


まずは上のような練習をしてみて下さい。
そして気づいたことがありましたら、是非ご連絡ください。
その先の進み方についてお話ししましょう!

ご連絡は:aptac15@gmail.com