2015年10月5日月曜日

ノウハウ :子どもを理解する (#1)

「どうしてそんなことするの?」 という問いへの答えを見つけましょう!

「○○さんちの子はできるのに、どうしてうちの子は。。。?」 と思ったことはありませんか?
わたしもいつも不思議に思ったり、不安に思ったり、怒りを感じたりしていました。

「こどもは一人ひとり違います。」と言います。頭でわかってはいるものの、それを本当に理解するのは難しい。こどものために一生懸命にやっていればいるほど。。。イライラはつのるもの。

さて、今回はまず、こどもの行動理解のため「行動のサイクル」を考えてみます。


まず、出来事(おもちゃを片づけない)➡
➡あなたの信念(親のいうことは聞くべき!おもちゃは片づけるベキ!)
感情 (頭にくるわ!)
行動 (おもちゃを取り上げる、おしりを叩く)

これで1サイクル。
そして、最後のあなたの行動があらたな出来事となり
➡こどもの感情(お母さんのいじわる!)
➡こどもの考え(ママはぼくが可愛くないんだ!)
➡こどもの感情、考えが行動を生む (もっと散らかしてやろう!大きな声で泣く) 

こどもの泣き声があなたにとっての出来事となり、また次のサイクルへ。。。。

そしていつもと同じいや~な気持ちになり、
「私ってだめな母親??こどものために、と一生懸命やっているのに。」
「どうしたらいいの。。。。?」

と、我が家でもよくあるパターンでした。
全くない、という方もいらっしゃるかもしれませんね、それは素晴らしい!!

「うちでもある!」と感じて下さった方、共感して下さってありがとう。
大丈夫、この悪のサイクルは断ち切れます。

サイクルを意識して、どこかで変化をいれればいいのです。
例えば

1.信念にワンクッションをいれる
  (いまおもちゃを片づけるのは本当にとても大切なのか?疑問を入れてみる)
2.感情が出た時 
  (「ママはいまとても怒っています」「ままは気分が悪いです。」と発声。
3.行動を変える
  (よくものの本に書いてある理想な形は、
  「じゃあ、ままと一緒に片づけましょう。」かもしれません。が、
  なかなかそんなに冷静でいられないのが現実です。
  そんな場合は「たたきなくなるほど頭にきたら、まずその場を去る」 
  も一つの方法ですね。

いかがでしょう。
まずはご自分でサイクルを書いてみましょう。
変化を入れる場所、方法はいろいろとあります。
自由にクリエイティブにお考えになってみてください。

自分の信念や感情に気づいてくると、案外に変化もしやすいものです。

お1人でやるのが大変だったら、是非一度ワークショップへ!


※「行動のサイクル」は小さいお子さんから大きいお子さんまで、(果てはパートナーにまで!?)
  どの年代にも応用できます :)














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