2016年10月19日水曜日

チルドレンソサエティーの講義より

 先日シンガポールの未来の子どもたちのお話しを聞きに行ってまいりました。
文化、コミュニティー、若者省の大臣、ミス・フ―のサクサクとした話しぶり、
流石シンガポール、優秀な女性官僚がいらっしゃるものだと感銘いたしました。

その場には子どもたちに関係する様々な統計が展示されており、気になったのはやはり、いじめについてでしょうか。
私の目をひいたのはいじめの質についての所。「いじめは同性、同学、同民族で起きる事が多い。」とか。
 日本とは異なる多民族国家では多民族に対して起るのかと何となく想像していたのですが、どうやらそうではないらしい。どちらかというと内輪もめ、の様相です。


この件に関しては、どのようなものを読んでも心が痛みます。
子を持つ親であればきっと一度は心配したことがあるはず。
そして、この国も例外ではなく様々な取り組みがなされているようです。


2016年5月11日水曜日

サードカルチャーキッズ その3: 帰属心

 2つ以上の言葉と文化の中で育つ子どもたち、そして移動し続ける子どもたちの一番の悩みは「僕はいったいどこに属すのか?」

例えば日本人のお母さんとアメリカ人のお父さんの間に生まれたお子さん。
日本でずっと育っていれば当然本人も日本人としての自覚をもつ可能性が多いでしょう。
アメリカでずっと育っていれば、アメリカ人としてのアイデンテイテイーが育つかもしれません。
でも、お父さんの転勤で小さい頃はロンドンで過ごし、小学校はタイ、中学校は大阪、高校はシンガポール。。。などと移動が続いた場合はどうでしょうか?  想像してみてください。

彼らが一番不得意のするのは「君はどこ出身?何人なの?」という質問。
おそらく本人自身にもわからない。。。
   「僕の故郷はどこ?」「私は何人?」という問い。

それぞれの地で色々な活動に参加し、楽しく過ごしてきたかもしれません。
けれども、人の成長期に基礎となる「帰属心」は十分に養われたでしょうか?

親としてどうしようもない環境であったかもしれません。
会社は2週間の猶予で次への「移動」を命じることもあります。
私たちが選択の余地がなかったら、子どもたちにそれがあるわけがありません。

AP(Active Parenting)でも帰属心の大切さを述べています。それにより人は自分の居場所を見つけ、自信を得、社会に貢献してゆくのです。

サードカルチャーキッズの難題です。






簡単な答えはありませんが、親として出来る事は。。。。
1。 常にその課題への意識を持ち、帰属心が育つような環境づくりに尽くす。
2。 その子の成長の速度、過程を尊重する。
3。 子どもの悩みには口ではなく耳を傾ける。

そこまで培ってきた親子関係の本領が発揮されるときですから自信をもってゆきましょう!

2016年5月10日火曜日

テイーンエイジャー男子は親を怒らせる天才!?

15歳の息子に時々怒りの爆発に追い込まれることがあります。

大人になるために自分の力をためすのが思春期。
親がどこまで許すか、どこまで耐えられるか次々の無理難題を出してくる。それが健全な成長である、とわかってはいるものの。。。

またしても、やられました。
親の努力、面子を完全につぶす。。。
息子ながら、あっぱれ!というほどの愚行!

私は怒りに燃え、同じ空間に居ることができずにその場をあとにしました。

怒りの頂点の6秒を過ぎ、怒りの感情も徐々に下降。
お気に入りのポップスをイヤフォンで聞きながら歩くこと15分。たどり着いたのは次の3点。

①愚行ではあるが「悪意」ではなく「迷い」の行い。図体は大きいが15歳の未熟さ故の結果。
②結果について悪いと思っている相手を追いつめて得られるものは少ない。
③お互い冷静になった後に横並びで会話。「責めず」に話すとお互い前向きになれる。

なかなか思い通りに育ってくれないのが男子。
もともと男女は違い、思春期男子が女親の意図をわかるはずがない。

悪気のない愚行は叱って正したくなるのが親。でも叱るだけでは先に進めないのが思春期。
迷い、考え、会話する時間がいる。

思春期の親にはチャレンジが多いけれど、
一つ一つの出来事を重ねてゆくと、確実に信頼関係が築かれてゆく。

サードカルチャーキッズの思春期は特に不可解。
親も一緒になって悩む。
だから親にもサポートが必要!

サポートグループに興味のある方は是非ご連絡を!
APTAC15@gmail.com  










2016年4月29日金曜日

TCK のチャレンジは思春期以降にやってくる!

 本屋さんで”グローバルキッズに育てる” という題の本を目にしました。”サードカルチャーキッズ”に似ていますね。
 手にとると、著者自身が育った日本と、現在小さいお子さんと共に住むシンガポールの環境を比較しながら、その両方の良いところをどのように子どもに伝えてゆくか。。。ということがとても分かりやすく書いてあり、”そうそう、なるほど!”とうなずける上手なアドバイスが満載でした。


 そう、こどもが小さい時に出来ることはたくさん!そして、それを教えてくれるhow to 読み物も沢山あります。でも、小学校高学年、中学校、高校生になった”グローバルキッズ” との関わり方を教えてくれる本はあまり見たことがありません。。。
 
 学校にお迎えに行く年代を越してしまうと、実際に親が学校に行く事も少なくなり、外での我が子の様子も分かりにくくなります。

 でも、”グローバルキッズ” ”サードカルチャーキッズ” のチャレンジは思春期、まさに自我が芽生える頃に実はやってくるのです。”自分は誰?、何者?” という問いに悩む時期。多文化に接する子どもたちにはまさに混乱を極める時期なのです。悩むのは当たり前。

親としての試練も、それまで培ってきた親子関係が力を発揮するのもこの時期です。
「何も話してくれない。どうしよう。。。」と悩む親御さんもいらっしゃるかもしれません。

大丈夫、まだまだ彼らの頭も心も柔軟性をもっています。「今までの経験をもとに自分をつくり上げている途中」ですから。
粘土をこねて形を作りつつありますが、まだ固まっていないので手を加えることが十分できます。ですから、その時こそ向き合いましょう!

これは真剣勝負です。こどもは柔軟性と共に鋭さももっていますから、親も「本気」でなくては通じません。「本気」のサポートをしましょう。 

決して楽なことではありませんが、やればやっただけのことは必ず感じることができます。
大切なのは、粘土が乾かぬうちに勇気をもって踏み出すことです。

2016年4月20日水曜日

親はみんな悩んでいる!

夏にむかって一直線!のシンガポールですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
え?シンガポールは常夏じゃん!って?
そうなんですが、それでも春にはやはり生命の生まれかわりがあるようです。
新たな花、葉の芽吹き、虫、鳥の活動など感じませんか?

さて、ワークショップ、諸相談会により0歳児から小学生、上は大学卒業後就職されたお子さんをお持ちのお母様方まで、幅広くお話しをお伺いする機会があります。
最近改めて感じるのが、(当たり前のことではあるのですが)
皆さんそれぞれに悩みをおもち」だ、ということ。

日頃は笑顔で元気にされているお母さんも、いざ子どものこととなると。。。
「食べてくれない」「友達とうまくコミュニケートできない」
「元気がない」「言うことをきかない」「好き嫌いが激しい」
「根気がないから将来が不安」「大学進学大丈夫かしら」 
等、大小様々なことで私たち「親」は一喜一憂します。

海外ですからその心配のやり場のないこともあります。
気を紛らわしても、それは「まぎらわす」ですから解消には至りません。
モンもんと過ごされているお母様たちもいらっしゃるのではないでしょうか?

でも、
「悩む」のはいい事。
「悩む」のはきちんと我が子のことを考えているから。
決してマイナスではないということを知ってて下さいね。
そして落ち込むことのないように。
あなたは一人ではありません。

💕





2016年2月2日火曜日

Thank you everybody for coming to the session "Raising children overseas"

Re: Raising children overseas"

It was so wonderful to see so many involved moms and dads. Thank you for all the feedback. Greatly appreciated.  I totally agree with a few of your  comments, that it would have been nice to have more discussion time. I would have wanted to hear from you too.  I apologized for not touching much on teenagers and above. I expected that attendees were mostly from ES side. 

Teenage onward definitely  poses another sets of worries and concerns. Some of you have mentioned the issue of "repatriating," which is now very often talked about. Life back from an expat to a local. It poses a great challenge for kids, and even a bigger one for parents. We need to talk about these issues, to be better prepared.  

I thoroughly enjoyed meeting with you. You have given me encouragement, and good advice. You have a wonderful community. I hope that you would continue talking among yourselves and support each other on this topic.  

I will be looking forward to seeing you again!!


"Raising children overseas" に参加して下さってありがとうございました!

沢山のお母様たちが来てくださって光栄です。コメントもありがとうございました。
なかなか英語でわかりにくいところもあったのではないかと思いますが、今の生活の中で役に立ちそうなアイデアを一つでももって帰っていただけたのあればいいと思います。

”海外の子育て”に悩みはつきものです。一生懸命するから悩むのです。あまり良い気持ちではない、かもしれませんが、それは「良い事」として認識してくださいね。

始めてのインターであればお子さんが慣れるのに時間がかかるのは当然です。親をそれをサポートしてゆけばいいのです。「どうやってするの?わからない。。。」というのも当然です。誰にも教えてもらったことがないから。

そこで、「皆で一緒にワイワイがやがや学びましょ!」というのが私の提案です。どうぞ、そのままにせずに今、自分でできることは積極的にやりましょう!お母さんの”生き方”をお子さんは隣でいつも興味津々に見ていることをお忘れなく!

個人、グループ相談承ります。お父様も多いにウェルカム。
リクエストがあればどしどしご連絡ください。


APTAC15@gmail.com






2016年1月13日水曜日

サードカルチャーキッズTCKをご存知ですか?

   

  「サードカルチャーキッズ TCK」

世界的に増えているTCK. 
多くは国外で育ち、多言語を話し、多文化的背景をもっています。親とは異なる環境で育っていますから、なかなか理解が難しいこともあります。

そんなTCKのよく知られている特徴などを知り、こどもを上手くサポートできるようにしましょう。
移動が多いご家族、多文化に囲まれている方々には必須内容です。

      1.うちの子はサードカルチャーキッズ?

      2.TCKの特徴とは?

      3.親として知っておきたいこと。

             お申込みお問い合わせは:aptac15@gmail.com まで!