2020年12月12日土曜日

創造力ー心理的安全性ーリーダーシップ

 かのグーグルは数年前に、何が良いチームを作るのか、という研究を大々的に行いました。数年にわたる社員へのインタビューで明らかになったのは、人は「心理的安全性」を感じられた時に最も能力を発揮する、という事でした。

これはチームリーダーを引っ張るリーダーたちの為の有効な発見でありましたが、

考えてみると、家族も言ってみればチームであり、おそらく、お母さん、お父さんがチームリーダーだ、という事ができるでしょう。

では、「心理的安全性」とは何でしょう?

それは、

・好奇心を育てる環境であること:自分の考え、意見を述べたり、質問をてもばかにされたり、見下されたりしないと確信できる事。

・健全な意見の交換ができる事:相手を批判する事なく。

・失敗は成長のサインだと見る事

・助けが必要になった時にヘルプと言ってもいい事を知っている事。

これら全ては日々の子育てにも当てはまると思われませんか?




2020年5月6日水曜日

21年秋からの」プログラム。。。

①子そだてママのための ウェビナー(オンライン講座)

「アクティブペアレンティング講座 全9回」

*(月) 午後8 時から9時15分

     (10月まで月2ー3回、毎回月曜夜) 進行中

② AP講座終了者向け、『AP プラス +』講座 (2〜5名)各$15

                                (各¥1300)
  午前の部:毎月第2木曜

  午後の部:毎月大2火曜 進行中

*9月9日  (木) 午前9時半〜1時間

*9月14日 (火) 午後8時半〜1時間


③ 親のための交流分析(TA)アワード講座  各$20

*10月2日(土)から 隔週土曜日 10時から11時半

 子そだてに活かす交流分析。日常でもすぐに役に立つコンセプトをご紹介。

④交流分析専門家養成のためのウェビナー (byJulie Hay TSTA)

 月一回 交流分析の国際資格を目指す方がたにおすすめです。
 古典から今日までのTAを、「心理療法、カウンセリング、教育、組織」
 の全領域に役立つ観点で紹介します。レクチャーとディスカッション。
 9月から基本第2金曜の夜8時から10時。月一回、通訳つき。
 各50英ポンド。

⑤介護と交流分析をセッション 

 毎月第1火曜日 夜8時〜9時半(新)

 仕事として、家族として、介護の現場でも役に立つTA。
 交流分析の基礎理論を認知症の方との関係にどのように実践してゆくか。
 ディスカッション形式で進めます。


⑥その他のワークショップ 各($50)


* 援助職の方々へ:「家族というシステムの理解」
   個人の課題を家族の問題として捉え、値引きのない健康な関係の構築を目指す。

* 自分のワーキングスタイルを知って、『得意』を伸ばす。  

* 「火星人の目」で見て問題解決のオプションを増やす。

詳細はメールにてお問い合わせください。
ご質問はaptac15@gmail.com まで。







2020年4月30日木曜日

気持ちの救急(Emotional First Aid) ❤️

今すぐできる、“気持ちの救急” ❤️

心理学者のGuy Winchによる、心の救急。

① こころの痛みに気付く。

お腹が痛くなれば、それに対処しようとするように、心の痛みにも注意を向けましょう。さみしい、怖い、などの感情も気づかなければ対処ができません。

②失敗後の直感的感情を意識的に方向転換する。

心の傷は、「できること」より「できないこと」に注意を向けさせ、ネガティブ感情を継続する性質があるので、ここでは意識的に自分が「コントロールできる事」に焦点を当てます。自分が次に取れるステップを考え実行し、絶望感から脱出します。

③自尊心をモニターして守る。

自尊心とは感情免疫システムのようなもので、痛みからあなたを守り、耐性を高めるものです。すでに傷ついている自分を卑下するのをやめるのはとても大切です。自分を尊重する心に気をつけ、もし自分を卑下するような感情に押されそうになったら、そのような気持ちをもつ友人を元気づけるために手紙やEmailを書きます。そしてそれを読みます。それがあなた自分に言ってあげるべき言葉です。

④否定的な考えが浮かんだら、肯定的なもので遮る。

傷ついた出来事を、それへの新しい見解や解決方法なしに自分の頭の中で繰り返すと、どんどん痛みは増して行きます。それをやめる一番良い方法は何か集中力を要するタスクに関わることです。(SUDOKUやクロスワード、5年生だった時の友達の名前をあげる、などです。)統計によるとほんの2分の注意の転換でも否定的な感情の遮断に役立つとされています。

⑤喪失に意味を見出す。

喪失は人生の一部ですが、そこでできた傷を治さなければ前進が難しくなります。私たちは喪失に新しい意味と、そこから生じる目的を見出す必要があります。決して簡単ではありませんが、そこから得られた何かはないか、考えてみましょう。「夫を失ったけれど、子供たちとはより親しい関係になれた」など。他の人だったらどのように意味づけをする手伝いをするだろうか、と考えてみましょう。

⑥過度の罪悪感を残さない。

少しの罪悪感は人との関係ない役立つこともありますが、過度の罪悪感は毒となり、あなたの感情と知性のエネルギーを無駄にしてしまします。罪意識から解放される一番良い方法は効果的な謝罪です。「もう謝った」とあなたは思うかもしれませんが、「謝罪」というのは私たちが考えるより複雑なものです。謝罪は、’なぜあなたがした事(又はしなかった事)をしたのか’という理由でなく、’あなたがした事(又はしなかった事)で相手にどのような影響を与えたか’に焦点を当てるべきなのです。そうすれば、相手は’本当に理解してもらえたのだ’と感じ、許し易くなり、あなたの罪悪感も軽減されるのです。

⑦あなたに合った治療方法を見つける。

自分がいつもどのように心の傷から立ち直っているかに気が付きましょう。例えば、いつもはすぐに忘れる、一時的にはすごく辛い思いをするがすぐに立ち直る、又は立ち直りに長い時間がかかる、など。それを基礎に、自分にはどのような治療方法が一番役に立つかを考えましょう。(ちょうど、どの痛みどめが自分には一番よく効くか、を試すように)
心の傷もどの方法が自分には一番有効かを試して、耐性を築いてゆくことが大切です。

何よりも、常に自分の心の健康に気をつける習慣をつけましょう。
特にストレスの多い時期はなおさらです。

体の健康と同じように、心の健康についても常日頃の注意が大切なのです。🌸





2020年4月20日月曜日

無料ウェビナー 10月13日(水曜日)(8pm〜9pm)


『ストローク』を通して見る「今」
 〜自分のO K感を高めて良い関係を築く

人との接触が限られてしまってから早1年以上、どのようにお過ごしでしょうか?
「刺激」そのものが減ってきてしまって寂しく感じている、
家族といる時間が長すぎて少しストレスに感じている、
自宅でのお仕事でやりにくさを感じている、
など色々とあるでしょう。

今回はそんな非日常の中で自分の「O K」感を高めるためにできること
家族を良り元気にするためにできること
会社の仲間との関係でできることを

T A(交流分析)の「ストローク」の概念を使ってお話をします。
まずは「今」自分がしていること、に気づくワーク。
そして、良い変化を生み出すためにできること
を具体的に学びます。
正の心のエネルギーをみんなで増やして行きましょう。
T Aが初めての方もそうでない方も、自由にご参加いただけます。
ひととき“自分のための時間” をともに過ごしましょう

  お申し込みは:aptac15@gmail.com (先着7名)
                              
ファシリテーター:三浦 MSW
“あ、そうか!”とストンとおちる会話を目指します。
ITAA, IDTA, SASW, TAAJ, メンバー 

2020年2月24日月曜日

新規スタートに向けて! ウェビナー集中講座 ↓↓↓ (10月21、28日)

~ 🌻これからの人間関係、仕事、自己成長のために🌻

 TAPATE(Transactional Analysis Proficiency Award for Teachers and Educaters)に向けての講座の中で、先生方に特にご好評をいただきましたトピックを選び、新しいスタートをきる皆様向け2回きりのウェビナーのお知らせです。

「自分の特徴は何なのか?」を知り、
「それをどのように他者との関係の中で生かしてゆくのか?」を学びます。
理論習得後はそれをどんどん応用してゆくことが出来るでしょう。

(1) 「自分のワーキングスタイルを知ろう!」

 私たちにはそれぞれ育った環境から学んだ信条があります。
 それは、この世界を生き抜いてくるために必要だった、とても大切な事です。
 例えばそれは、「。。。をしている限り私は大丈夫!」と感じたりするもので、
 ここではそれを「ワーキングスタイル」と呼びます。
 
 自分の「ワーキングスタイル」を知る=自分の長所と短所を理解する。
 →短所が威力を発揮する前にコントロールすることが出来るようになる。
 →ストレスマネージメント、人との関係構築も上手になる。

(2) 「自他尊重の気持ちのいい人間関係を作ろう!」

 私たちは育ってきた環境の中で
自分とはどんな人間なのか、を学んできました。
そして、自分の取り巻く周りの世界、人はどんなものなのか、
ということも学びました。

小さい時に自分なりに、この大きな世界で上手く生きて行けるように、
納得のゆく説明をしてきたのです。

それが、立派に大人になった、今のあなたにとってはどうでしょう?
上手くいっているかもしれませんし、
もしかして所々で少し生きにくさを感じているかもしれません。

セッションでは、今の自分の立場を再チェックしてみます。
上手くいっているのであれば自信がつきますし、
少し変えたいところがあれば、
そのための具体的方法を一緒に考えます。

新年度からの新しい環境、人間関係にも
必ず役に立つコンセプトをご紹介します。


日時:(1) 10月 21日  (木) 20:30~21:30
   (2) 10月 28日  (木) 20:30~21:30

費用: 各 $30

2019年10月30日水曜日

TA のファイシス(physis)

壊れた建物でも
われたコンクリートの隙間から
草が生える。
雑草は伸び続ける。

この生命への力をファイシスという。
生きるものの生きたいという力。

人は誰でも成長したい、
という潜在的力をもつ。
それを認め、後押しする。
本人の秘めた力を信じ、
成長へのの許可と
成長への保護を与える。

それがTAプロの役目。

子どもも
大人も
障害があっても
障害がなくても

Never Too Late.
遅すぎることはない。

誰もが成長し続ける。
みんな一緒に成長できるのがいい。










2019年8月26日月曜日

叱るべきか、叱らぬべきか、それが難しい。。。😲

「ほめてそだてよう!」という事が主流の今日、
なかなか叱ることに悩む親御さんも多いのではないでしょうか?

子育てに怒りはつきもの。。。
怒りの感情は大切。。。
などと言って見ても、
日々イタズラ好きの子どもと向き合う日々にはあまり役に立ちません。

『叱る』ことを怖がる親御さんもいらっしゃるでしょう。
「子の自尊心を傷つける」
「萎縮した子になってしまう」などと。
いろんな本には色々と書いてありますから。

なぜ叱るのか?
* ルールを教えるため。
* 「ここまでなら大丈夫」という安全の枠組みを示すため。
   → それが安心感を与えます。
* 帰属感を育てるため
 
など、叱ることにも意義があることが沢山あります。
子どもの成長段階により、ルールを教え、伝えるべき時代があります。
その時はよりきっちりと教えること、そこで学ぶことができると、
その後の成長もより安定したものになるのです。

🧒👧🌳